お店は「好きだから」だけでは続けられません。
行き当たりばったりに、「開店してしまえば何とかなる」という考え方や、どんぶり勘定をしていては、直ぐに立ち行かなくなります。
お店を経営するということは、「一流の技術者」であるだけではダメ。
オーナーであり経営者であるという十分な覚悟をもって臨むべきです。
事業計画を立て、夢物語でなく、現実化できる裏づけを集め、あらゆるリスクに備えます。
事業計画書の書式は特に決まったものはありませんが、誰が見ても分かりやすく、「このサロンは成功しそうだ」と思えるようなものにします。
一般的には次の3項目についてまとめていきます。
◆サロンの全体概要
あなたのサロンはどこに、スタッフは何人、サービス内容はどんなもの? といった、サロンの概要をまとめます。
- 立地
- 広さ
- 美容院:セット面とシャンプー台の数、サロン:施術ベッド数
- スタッフ構成
- 内装イメージ
- 営業時間・定休日
- メニュー内容と価格
- サービス内容
- サロン名
◆収支計画書
経営をしていくにあたって、どんぶり勘定ではいけません。
開業前にある程度、収支予測を立てておく必要があります。
- 資金調達計画
- 初期投資費用計画
- 月次収支計画
- 年間収支計画
- キャッシュフロー表(資金繰り計画)
利益=収入(月間売上)-支出(月間支払額)
収入=平均客単価×1日の来店客数×営業日数
収入=平均客単価×1日の来店客数×営業日数
◆オープンまでのスケジュール
スケジュールを作成することで、オープンまでに必要な手続き・やるべきことの漏れをなくし、開業に向かって計画的に進めることができます。
- オープンの時期
- 準備・打ち合わせ期間
- 内装工事期間
- トレーニング期間
以上のように、必要な情報が記載されていれば、1~3ページ程でも十分です。
とにかく、事業計画書をまとめてみましょう。
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