当り前のことですが、飲食店を開業するには、店舗取得費用を始め、工事費、設備費、備品代、宣伝広告費、人件費、仕入れ代などなど様々な用途でお金が必要となってきます。
仮に、飲食店を始めるのに必要な開店資金の総額が500万円だとします。
その場合、調達する資金は500万円では足りません。
飲食店が軌道に乗るまでには時間がかかり、それまでの仕入れ代や、店舗家賃の支払いに当てる運転資金も、もちろん必要です。
が、それにプラス不測の事態の対応資金を考えておきたいのです。
不測の事態とは・・・
居抜きの物件でお店を始めても、内装や看板を作ることばかり考えて、前のお店の看板の撤去のことなど考えておらず、後になってだいぶ追加金が出たなんてのはよくある話です。
先日もあったのですが、元々あった製氷機が店舗を借りる前にチェックせずに、開店まであと一週間という頃に全く氷ができないほど古いものだとわかり、泣く泣く修理する羽目になった飲食店の経営者の方がおられました。
もしかしたら、開店してすぐに、予想以上のピンチに襲われるかもしれません。
開店直後の修理代や工事費、軌道修正や方向転換を図ろうにも、資金を使い果たしていたのではどうにもなりません。
飲食店を開店し、続けていく為に
資金調達する時には、下記をしっかり考えましょう。
●しばらくの資金繰りができるだけの「運転資金」
●不測の事態に備えた「対応資金」
飲食店を開業する、そして続けていく為には、しっかりとした資金計画が必要です。
商売を続けていくには、ちゃんとした金銭感覚が必要なのも事実です。
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