創業補助金を使って新規開業するノウハウとポイント・留意点

 
 
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創業の助成金を使って新規開業するノウハウとポイント・留意点

創業の補助金・助成金を使ってみよう

 
さきほど、自己資金がある程度は必要だって話はしましたよね~。

『じゃあ、お金がなかったら開業できないってこと!?そんな~』

って思われる方もいるでしょう。
そんな方には、補助金・助成金って手段もあります。


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  創業補助金の申請書が簡単になった?!

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現在、創業補助金の公募が実施されています。

・平成27年度 創業・第二創業促進補助金公募
 平成27年4月13日(月)~平成27年5月8日(金)17時(必着)

https://sogyo-hojo.jp/27th/docs/sogyosokushin_bosyu_youkou.pdf

この創業補助金は、安倍政権の中小企業施策における目玉政策の一つです。

以下、簡単に制度概要についてお知らせしておきます!

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1.対象者について

起業・創業や第二創業を行う個人、中小企業・小規模事業者等向けに
国が認定する専門家などの助言機関(認定支援機関たる金融機関等)
と一緒に取り組む。

1)地域の需要や雇用を支える事業や、
海外市場の獲得を念頭とした事業を日本国内において興す起業・創業を行う者

2)既に事業を営んでいる中小企業・小規模事業者・特定非営利活動法人
において後継者が先代から事業を引き継いだ場合などに業態転換や新事業・
新分野に進出する[第二創業]を行う者

2.補助について

・補助率:2/3 補助上限額:200万円

弁護士、弁理士などの専門家との顧問契約のための費用や広告費等、
創業及び販路開拓に必要な経費に対して以下の補助率、
補助上限額に基づき補助を行います。
なお、補助額が100万円に満たない場合は、補助の対象外とします。

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これはもし、申請できるのなら、したほうがいいです。
チャンスのある方は是非申請してください。

今回の公募がどれくらいの採択率になるかはわかりませんが、
昨年の採択率は信じられない結果でした。

 <実績(採択率)>
 ・第1回(1次締) 13/15(87%)
 ・第1回(2次締) 526/634(83%)
 ・第2回(1次締) 196/230(85%)
 ・第2回(2次締) 1,725/2,302(75%)
 ・第3回(1次締) 1,715/3,184(54%)
 ・第3回(2次締) 2,125/7,800(27%)

第一回は、何と80~90%近い採択率をはじき出しました。
第二回は、やや下がったものの、信じられない採択率です。
第三回は、いきなり54%、27%と急激に下がったものの・・・、
それでもやはり高い採択率をはじき出しました。

こんな高採択率の補助金はなかなかありません。

一般的には、5~10%、高採択率の制度でも20%程度です。

今現在の公募している創業補助金については、
さすがに80%というような採択率をはじき出すとは思えませんが、
それでも、従来の制度より高い採択率をはじき出すと思います。

締切は日まで時間はありますが、できる限り早めに申請されることを
お勧めいたします。なぜならば、やはりギリギリ申請ですと、
採択率が低くなる可能性があるからです。

昨年の実績をみれば、一目瞭然ですよね。
しかし、これは可能性であって、絶対にそうである
ということではありません。

補助金申請書の簡略化は、民主党政権末期くらいから検討されていて、
「小規模事業者向けの申請書は簡略化した方がよいのではないか?」
という議論がありました。

もちろんこれは良いことです。
しかしながら、申請書自体が簡略化したとしても、
事業計画内容まで、簡略化して書けばよい!というものではありません。

そういう意味では、従来の申請書の切り口の方が
丁寧だったのかもしれませんよ。

それでは、今回の創業補助金の申請書の事業計画部分について、
どういう構成になっているか確認してみましょう。


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<平成27年度 創業補助金>

以下は今年の「事業計画書」部分になります。

 (2)事業内容
  ・事業の具体的な内容
  ・本事業の動機・きっかけ及び将来の展望
  ・本事業の知識、経験、人脈、熱意
  ・本事業全体に係る資金計画
  ・事業スケジュール
  ・売上・利益等の計画
 (3)ビジネスプランコンテストの受賞や他の補助金等の実績説明
 (4)経費明細表

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確かに、見方によっては、簡略化していると思います。

次に、昨年の創業補助金の事業計画部分を見てみましょう。
以下の通りです。


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<平成26年度補正予算地域需要創造型等起業・創業促進補助金>

 ・別紙2 事業計画説明書

 1.事業の内容
 2.製品・サービスの独自性
 3.市場の特性、市場規模
 4.創業する動機・きっかけ及び将来の展望
 5.スケジュール
 6.売上・利益の等の計画
 7.創業する事業の知識、経験、人脈、熱意
 8.価格設定、売上高、売上原価の根拠、販売促進活動
 9.資金調達方法
 10.本補助金の応募のきっかけ

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さらっと、項目を比べてみますと、
今回の創業補助金の事業計画部分には、
「製品・サービスの独自性」「市場の特性、市場規模」や販促については、
特にありませんね・・・。

それでは、そういう内容については、書かなくていいのか?
といいますと、そんなことはありません。

やはり、製品サービスの独自性、差別性などについては、
事業の内容を説明する上で重要な切り口です。

逆にこういう切り口を活用して書いてみてください。

独自性、差別性については、競合事業者や既存事業者との
比較によって、明確にアピールすることが一つの方法です。

また、どいういうお客様をターゲットとしているのか?
そして、しっかりと売上につながるのか?
また、もちろん、製品サービスのセールスポイントも重要です。

単に事業内容を説明するのではなく、明確な切り口を持って、
わかりやすく特徴をアピールしてくださいね。

採択率の高い創業補助金・・・、
是非、申請できる方はチャレンジしてみてください!!

補助金は基本的には返済不要の資金です。
活用できるのなら活用しましょう。


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  創業補助金の審査(採択)のポイント(コツ)
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現独創的な起業・創業をお考えの皆さんを強力に後押しするため、創業補助金が創設され、先日、第3回の募集が開始されました。

https://sogyo-hojo.jp/27th/download.html

この創業補助金は、平成27年5月8日まで各地域の事務局で受け付けておりますが、外部有識者による審査があります。

申請時の提出部数でコピーが3部求められていることから、3名以上の審査員による審査があると思われます。

この審査員に、自分が書いた創業に関する思いと計画を的確に理解してもらい、何百もの申請のなかから、審査通過(採択)を獲得するには、当然コツがあります!



★★★創業補助金の審査のポイントは?★★★


まずは「募集要領」をしっかりと読み込むのが大事です。

えっ?つまらない答えだ、と思いましたか?

いえ、ほとんどの方が読み込まないからこそ読む込むだけで大きな差別化になるのですよ。

募集要領の中には、審査に通る(採択される)に当ったのヒントがいっぱい隠れているのですよ!

最初に出てくるのが「事業目的」ですが、これは、申請する側から見た事業の目的ではなく、補助金を出す行政の機関(国とか外郭団体)の「事業の目的」のことになります。「創業補助金の公募をやっている理由」です。

以下のように書かれています。

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「創業・第二創業促進事業」は、新たに創業する者や第二創業を行う者に対して、
その創業等に要する経費の一部を助成する事業で新たな需要や雇用の創出等を促し、
我が国経済を活性化させることを目的とします。

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創業補助金は、「新たな需要や雇用の創出等を促し、
我が国経済を活性化させることを目的」として実施されているのです。

この目的を達成してくれそうな事業プランを採択したい、
と考えているのです。

つまり、「新たな需要や雇用の創出等を促さないような・・・、
そして、我が国経済を活性化に繋がらないような・・・事業モデルは採択しない」
と考えられます。

まあ当り前と言えば当り前ですが。

しかし、これをまったく無視して書いている書類の多いこと多いこと。

この事業目的に沿った事業計画を作成するのは最低限のことです!!

まずは、「創業補助金の事業目的は何か?」ということをしっかりと頭に叩き込んでください。


次のポイントは、「審査の基準」です。

募集要領の中に「審査基準」について触れられています!

たとえば、創業補助金には、以下のように書かれています。


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1.事業の独創性

2.事業の実現可能性

3.事業の収益性

4.事業の継続性

5.資金調達の見込み

6.認定支援機関による支援の確実性



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以下解説してみますので、参考にしてください。



1.「事業の独創性」について

募集要領には、「技術・ノウハウ・アイデア等にもとづいて、
ターゲットとする市場やお客様にとってあらたな価値を生ずるようなサービスあるいは商品、
または、それらの提供方法を持っている事業をみずからあみだしていること」
と書かれています。

単に、素直に「どういう事業なのか?」だけを書いてもダメだということです。
独自性を強くアピールしてください。

他の事業との比較によって独自性をアピールするのも良い方法です。



2.「事業の実現可能性」について

「サービスや商品の概念および具体化までの方法や経緯が
明らかになっていること。
事業を行うに当っての人の確保にメドが立っていること。
得意先(販売ルート)等のパートナーが明らかになっていること。」
について書いてください。

つまり、申請事業を行うための製品・商品の戦略、人員をきっちり確保出来ているか、アライアンスなどが
しっかりと構築されているかどうか・・・です。


3.「事業の収益性」について

「ターゲットとする顧客や市場が明確で、商品、サービス、
又はそれらの提供方法に対するニーズを的確に捉えており、
事業全体の収益性の見通しについて、より妥当性と信頼性があること。」
について書いてください。

収益性については異論はないでしょう。
NPOでもこれは当然の要素です。
あくまでも事業型NPOの視点が必要となります!


4.「事業の継続性」について

「予定していた販売先が確保できないなど
計画どおり進まない場合も事業が継続されるよう対応が考えられていること。
事業実施内容と実施スケジュールが明確になっていること。
また、売上・利益計画が妥当性・信頼性があること。」
について書いてください。

ゴーイングコンサーンという言葉あるように、
事業にとっては重要な要素です。


5.「資金調達の見込み」について

「金融機関の外部資金による調達が十分見込めること。」
について判断します。

ただ、創業補助金の場合は、融資が前提となっているわけではなく、
「十分に見込めること」と書かれていますので、万が一、融資を受けることができなくても、
状況に応じて、補助金の支給については検討してくれるとなっています。


6.「認定支援機関による支援の確実性」について

「認定支援機関による事業計画の策定支援が適切にされること。
補助事業の適正な実施を含む実施期間中の支援、
補助事業終了後のフォローアップが十分期待できること。」

創業補助金やものづくり補助金においては、
認定支援機関からの支援が必須となっています!

これがないと申請すらできませんので、
認定支援機関との連携が必要になりますね。

このスキームは、今後も増えてくると思われます。



色々とポイントはあるのですが、この上記二つのポイントについて、
しっかりと把握して、申請書に反映させてください。

これらは全て「募集要領」等に書かれています。

意外と見ているようで意識していない二つのポイントです。


申請書が出来上がったら、この二つのポイントについて
しっかりと反映されているかどうか、チェックしてください。



さらに整理しますね。



◆創業補助金の「事業計画説明書」で審査員が見ているポイント

✔ 創業を決意した動機が明確であるか
 (創業後の様々な苦難を乗り越えられる強い決意が見られるか)

✔ 提供する商品・サービスのセールスポイントは何か

✔ どこに独創的な要素が含まれているのか。ターゲットの明確化ができているのか

✔ 競合他社と比較し、品質・価格等に競争力があるか
 (ターゲット客から見て優位性が明確になっているか)

✔ 創業しようとする事業について、知識・経験・ネットワークが活かされているか

✔ 提供する商品・サービスについて、ニーズはあるか
 (マクロ的統計データのみでなく、想定商圏における具体的なターゲットの絞込みができているか)

✔ 販売先、仕入先のルートが確保される見込みがあるか

✔ 売上、経費に根拠があるか(売上、経費は単なる希望値ではなく、予測した値であるか)

✔ 事業に必要な従業員、ビジネスパートナー等が確保される見込みがあるか

✔ 創業後の具体的な計画が書かれているか。

✔ 創業に向けて、どのような準備をしてきたか
 (創業塾の受講、個別相談会の活用、外部機関を活用したマーケット調査など)



◆創業補助金で絶対押さえておきたい3つの大きなポイント

①既定ページのみの記載だけでなく、図や写真を活用して、一目でわかる工夫が必要。

②事業を成長させ、従業員数が増えていく(雇用を生み出す)計画にすること。

③自己資金が豊富にあったとしても、金融機関からの借入金の調達計画は必須。



受給資格者創業支援助成金


この助成金、脱サラした人であれば、だいたいの人が該当するウレシイ助成金です。
支給上限額は150万円。
さらに、創業後1年以内に従業員を2名以上雇えば(但し、雇用保険の一般被保険者であること)、上乗せ分として50万円が支給されます!

ざっと受給要件を見ると、
雇用保険料を5年以上払っている方が、創業した場合が該当します。
ただ注意点がありまして~

  • 法人なら設立する前(すなわち登記をする前)に、
  • 個人で開業するなら開業届を出す前(税務署などへの届けを出す前)


助成金の申請をしないとダメってことになっています。
つまり~
会社を作ってからでは申請できない!
ってワケなんです。

他にも、失業保険を満額もらってしまってもアウト!
(ただし、1日でも残っていればOK)なんて条件もあったりします。

詳しくは、厚生労働省/受給資格者創業支援助成金を参照下さい。
起業時にはお金がかかります。
助成金は返済の必要がないお金ですので、是非検討してみましょう。



創業支援の助成金は他にもあります


人を雇用するというのは、資金の面でも毎月必要となる出費ですよね。
そこで、起業してからの、人材確保の為の助成金もあります。
優秀な人材を確保することは、会社の発展にも繋がるので、もし、利用できるなら検討してみましょう!
厚生労働省のホームページには、たくさんの助成金の案内が掲載されているのでそちらも参考下さいね。

事業主の受けられる助成金一覧はこちら


もちろん、当事務所では社会保険労務士とも提携がございます。
お気軽にご相談下さい。